quartz diorite
写真1 千貫岩
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位置:山梨市牧丘町柳平、北緯35.8176度,東経138.6546度,標高:1560m
地形図:国土地理院1:25,000「韮崎」→地理院地図(電子国土Web)
地質図:5万分の1地質図「御岳昇仙峡」(地質図Navi)
アクセス:県道219号柳平塩山線の柳平から北へ900m.
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写真4
quartz diorite
写真3
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写真2

 牧丘町柳平の北の道路沿いに塔のようにそびえる岩があり(写真2)、千貫岩と名付けられている。これは、地質学的には火山岩頸といわれるもので、火山岩頸とは「火山の主体が浸食作用により失われた後も、火道を満たした溶岩や火砕岩が浸食に抵抗して、塔状の岩体として残っているもの」(新版地学事典、平凡社、1996)と説明されている。この千貫岩は粘性率の大きいデイサイト(石英安山岩)のマグマが基盤の花崗閃緑岩をほぼ垂直に貫いたもので、三村ほか(1973)は、その噴出時期を更新世初期と推定している。道路の切り割面の縦方向に見られる多数の割れ目は、板状節理である(写真1)。