家族で快晴の木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳地図

 8月23日の土曜日は、午前中に「もののけ姫」を見に行って、午後には大蔵高丸へ行き、湯の沢峠の避難小屋にでも泊まってこようか、と考えていました。金曜日の夜の天気情報によると、週末は暑くて天気が良さそうです。蝶ヶ岳の雪辱に高い所へ行こう、でも月曜日は休めない。ということで、ロープウェイで登れる木曽駒ということになりました。

【日 程】1997年8月23日〜24日
【山域名】中央アルプス
【山 名】木曽駒ヶ岳
【天 候】晴れ
【メンバー】妻、子(小1、小4、小6)、Walstone
【地形図】1:50,000「赤穂」
【タイム】
 第1日(実歩行時間2時間)  菅ノ台11:20⇒11:50しらび平13:40⇒13:50千畳敷→14:50乗越浄土15:00→16:00木曽駒ヶ岳16:10→16:20木曽頂上小屋
 第2日(実歩行時間2時間20分)
 木曽頂上小屋6:30→6:40木曽駒ヶ岳7:20→8:40木曽前岳9:20→10:25千畳敷10:35⇒10:45しらび平11:05⇒11:40菅ノ台

 23日の朝はのんびりしてしまって、家を出たのは9時。菅ノ台の駐車場に着くと「ロープウェイは1時間30分待ち」との表示。しらび平に着いたのは、一番混雑する時間帯で、人人人。弁当を食べたり、滝を見に行ったりして順番を待つ。ロープウェイに乗ってしまえば、たちまちのうちに標高2600m。三股から蝶ヶ岳の登りに比べれば、千畳敷からの登りも何ということはない。ゆっくり歩いても2時間で木曽駒ヶ岳山頂。

 宿は、木曽側へ少し下った所にある木曽頂上小屋。2食付大人6,500円。子ども5,500円。お茶とお菓子を出してくれる。北アルプスと比べたら、安い!空いている。

 夕食前に皆で山頂へ行ってくる。御岳が大きく、遠くに笠ヶ岳。槍穂は雲の中。日が沈む頃には、近くに雲はなくなって、満天の星空。

 翌日は、予想通りの快晴。朝食前に、山頂へ。八ヶ岳の右から日の出。360度の展望。

日の出 宝剣岳
<日の出> <伊那前岳から宝剣岳>

 朝食後も山頂の眺めを楽しんでから、伊那前岳に寄り、下りのロープウェイが混み始める前にしらび平へ。そのあとは、光前寺を見学。夏休みの自由研究で、城を調べている長男のために諏訪の高島城に寄る。中央道は、「勝沼から渋滞40km」の表示を横目に、甲府インターで下りる快感。

 苦労して登った蝶ヶ岳では何にも見えなくて、簡単に行けてしまった木曽駒ヶ岳からは快晴の大展望。何となくスッキリとしないものを感じながらも、まぁ良かったというところです。

Walstone

(1998/08/28記 Nifty-serve FYAMAP MES-6 #09816)