水野田山・深沢山・棚横手・甲州高尾山(中央線沿線)

地形図

 中央線の甲斐大和駅から、水野田山−深沢山−棚横手山−甲州高尾山−中央線勝沼ぶどう郷駅と歩いてきました。山村正光さんの「富士を眺める山歩き」には、静かな山歩きの穴場として甲斐大和駅から水野田山−徳並山と回って甲斐大和駅にもどるコースが紹介されています。これではやや物足りない気がして、深沢山から甲州高尾山へと足を伸ばしてみました。一週間前の雪がもっと残っているかと思っていたのですが、日当たりのよい所は山の上でも雪はとけていました。水野田山への取り付きがわかりにくいのと、深沢山付近が薮っぽかった他は、快適に歩けました。コース前半の水野田山から深沢山までは、誰にも出会いませんでした。

【日 程】2004年01月25日(日)
【山 名】水野田山、天神山、深沢山、宮宕山、棚横手山、甲州高尾山、柏尾山
【峠 名】深沢峠
【天 候】快晴
【同行者】なし
【地形図】1:50,000「都留」「丹波」「甲府」「御岳昇仙峡」
【資 料】「富士を眺める山歩き」山村正光(毎日新聞社)
【タイム】甲斐大和駅8:05 → 9:10水野田山9:20 → 10:30天神山 → 11:25深沢山12:00 → 13:00宮宕山 → 13:20棚横手山13:35 →13:55富士見台14:00 → 14:25甲州高尾山14:30 → 15:10柏尾山 → 15:25大善寺 → 16:00勝沼ぶどう郷駅(実歩行時間6時間45分)

<水野田山からの聖・赤石・悪沢>
この一月、甲府盆地は快晴続き。今日も南アルプスがくっきりと見える。
<水野田山からの白根三山>
左端には小さく塩見岳が見えている。
<水野田山からの金峰山>
棚横手山の左に金峰山が頭をのぞかせている。
<大志戸林道からの富士>
水野田山から北へ、整備されて階段になった道を進むと、大志戸林道に出る。富士の右手前が水野田山。富士の左は笹子雁ヶ腹摺山。鉄塔が目障りだ。
<天神山(古部山)への登り>
雪は少ない。
<深沢山からの富士>
水野田山、天神山など、この付近からの富士は、この深沢山と同様で木々の間から眺めることになる。
<深沢山からの八ヶ岳>
水野田山では見えなかった八ヶ岳が、登るにつれて頭を出してくる。最初は奇麗に見えていたのが、深沢山の山頂に着いた時には雲に覆われてしまった。
<深沢山からの金峰山>
ここまで来ると金峰山もしっかり見ることができる。この写真では判別できないが、山頂の五丈岩が白い雪の中に黒い点として肉眼でもわかった。
<深沢山・深沢峠間からの宮宕山と南アルプス>
これから向かう宮宕山(右が山頂)、左に棚横手山がわずかにのぞいている。遠景は雲のかかり始めた南アルプス(白いのが白根三山)。
<棚横手山からの富士>
午前中はくっきりと見えていた富士も、昼を過ぎると雲が出てしまった。

<富士見台からのパノラマ>
深沢川の谷の向こう側には今日歩いてきた稜線が見渡せる(左端が棚横手山)。滝子山やお坊山、御坂山地は良く見えるが、七面山など毛無山より遠方は雲に隠されてしまった。
<甲州高尾山からの下り>
見晴らしの良い快適な稜線
<上の写真の禿げ山から塩山方面の眺め>
中央左に塩ノ山、遠方左は金峰山、右に黒金山と乾徳山
<大善寺>
柏尾山を下ると、真言宗の大善寺がある。薬師堂は国宝になっている。

 

Walstone
(2004/01/31記)