五郎山(長野県川上村)

 5月の連休は、例年はテント泊の山行にしているのですが、今年は予定していた5月の3〜5日のうち4日と5日の天候が思わしくなかったため、3日だけの日帰りにしてしまいました。連休で賑わっているであろう中央線沿線は避けて、千曲川源流部の五郎山へ行ってきました。

20万分の1地勢図

【日 程】2009年5月3日(日)
【山 名】五郎山(2131.7m)
【天 候】薄曇り
【同行者】なし
【地形図】右の地図は国土地理院発行の20万分の1地勢図「甲府」の一部を、下の地図は2万5千分の1地形図「居倉」の一部を、使用したものです。地図中の赤い線は歩いたルートを示しています。下の地図中の四角いアイコンをクリックすると、そこでの写真が拡大表示されます。
【タイム】林道の標高1642m付近6:55 → 8:00(4)マキヨセの頭8:10 →8:40(7)五郎山山頂9:00 → 10:15(1)登山口10:15 → 10:30(9)幻の滝10:40 → 10:45林道の標高1642m付近(実歩行時間3時間)

 明野広域農道、増富、信州峠を経て川上村へ。町田市の自然休暇村を過ぎて狭くなった林道の標高1642m付近に車を置く。林道を流れが横切った所を過ぎて、道を折り返しながら登ると林道の終点。そのまままっすぐにかすかな踏み跡を進むと沢に入ってしまった。引き返してよく見ると、林道の終点付近に登山口を示す標識があった(1)。
 落葉松林(2)から白樺の林(3)になると展望地点であるマキヨセの頭は近い。マキヨセの頭で八ヶ岳や遠く北アルプスの眺めを楽しんでから、稜線を五郎山山頂へ。マキヨセの頭から見る五郎山山頂部(6)は険しくて取りつく島がないようにもみえるが、右下部を巻いて東側へ廻ると、あっけなく三角点に着いてしまった(7)。山頂三角点付近は眺めが良くないが、林の中を北西へ10mも進むと、八ヶ岳と北アルプスの眺めが得られる(下のパノラマ写真)。
 山頂から下って、少し南東へ進んだ所で北東の眺めがある。ギザギザの稜線は両神山か(8)。
 来た道を戻り、駐車した場所の手前で、「幻の滝」という標識に従って沢に入る。5分も歩かないうちに、なかなか立派な滝がある。(9)

5万分の1地形図 (1)
(1)林道から登山道への入り口
(2)
(2)落葉松の林
(3)
(3)白樺の林
(4)
(4)マキヨセの頭から金峰山方面の展望
(5)
(5)マキヨセの頭から五郎山山頂への尾根道
(6)
(6)五郎山山頂部
(7)
(7)五郎山山頂三角点
(8)
(8)五郎山山頂やや南東部から両神山(右端)
(9)
(9)幻の滝
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<五郎山山頂からの展望>
 左の朝日山・金峰山と右の小川山との間に南アルプスの白根三山(左から農鳥岳・間ノ岳・北岳)が見える。

 左手遠方に中央アルプス、正面に八ヶ岳、八ヶ岳の左に御嶽山がわずかに見え、画面右北八ッの左に穂高が頭を出している。

 左の蓼科山と右の御座山の間に北アルプスが見える。手前の山並みは、左から男山・天狗山・御陵山。


Walstone
(2009/05/16記)