猿橋から御前山−馬立山−九鬼山

 今倉山から北アルプスを遠望するつもりで甲府駅から中央線に乗ったのですが、電車から眺めると南アルプスが雪雲に覆われていました。それで遠望はあきらめて、予定の大月駅を乗り越して猿橋まで行き、まだ歩いていなかった御前山に登りました。この周辺は天気が良く、遠望は利かないものの富士山や奥秩父奥多摩の眺めを楽しむことができました。

【日 程】2005年1月9日(日)
【山 名】御前山(730m)、馬立山(797m)、九鬼山(970.0m)
【天 候】晴れ
【同行者】なし
【地形図】1:25,000「大月」「都留」
【タイム】猿橋7:25 → 8:15神楽山 → 8:30御前山8:40 → 9:20馬立山 → 9:50札金峠 → 10:55九鬼山11:40 → 12:35禾生(実歩行時間4時間20分)

 猿橋駅の南口を出ると、「九鬼山」という標識に導かれて登り始める。神楽山をまわって御前山へ。御前山の山頂は大きな岩で富士の眺めが良い。富士山の左に杓子山、右手前に九鬼山が見える。

20万分の1地勢図
20万分の1地勢図 <御前山からの富士> <札金峠〜九鬼山>

 小さなアップダウンを繰り返して馬立山へ。このまま西へ進んで田野倉へ下りるつもりだったが、まだ時間は早く膝の調子も悪くないので、九鬼山へ行くことにする。札金峠までは一人も出会わなかったが、九鬼山への登山道に入ると、ちらほらと登山者を見かけるようになる。

 九鬼山は子供たちが小さい頃に来たきりだった。13年ぶりくらいになるだろうか。山梨百名山の標識が立てられた山頂からは、北側の眺めが良い。200mほど北へ離れた富士見平で富士を見ながら昼食をとる。南アルプスは、やはり雲に隠されていたが、鳳凰山は何とか見えた。

<九鬼山から北方のパノラマ>

 恒例にした下山後の温泉は適当なところがなかったので、甲府まで戻ってから家の近くの「緑ヶ丘温泉」に行った。甲府市内には、銭湯でも「緑ヶ丘温泉」や「喜久の湯」「城北温泉」「つつじが崎温泉」など温泉がいくつもあって有り難い。

Walstone
(2005/01/15記)