瑞牆山パノラマコースと不動沢最近購入した本『バリエーションルートを楽しむ』(松浦隆康著、新ハイキング選書)で「カンマンボロンから瑞牆山」というコースを知り、行ってみることにしました。このコースは「瑞牆山パノラマコース」という名前もあるようです。下りは、これも未踏だった不動沢コースをとって、みずがき山自然公園を起点とした周遊コースとなりました。
【日 程】2009年7月26日(日) 「富士見平小屋」の標識の所から林の中の道に入る。金網で囲われた若木の間をゆるやかに登ると「注意」の看板があり、ここから登山道となる。天鳥川沿いに林の中を歩き、涸れ沢を渡って登りにかかり、岩壁を巻くルートに入った辺りが「カンマンボロン」付近かと思ったのだが、「カンマンボロン」は見つけられず過ぎてしまった。 | ||||||
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シャクナゲの林の中を登って、しばらく進むと右手から来た登山道と合流。登ってきたルートに向かって「廃道につき下山危険」の看板。それほどの危険は感じなかったが、確かに迷いやすいコースではあったかもしれない。 | ||||||
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富士見平小屋方面へ下る人たちとすれ違いながら頂上へ。瑞牆山の山頂はガスってはいないものの周囲に雲が多く、富士、南アルプス、八ヶ岳は見えず。御座山、茅ヶ岳、曲岳、水ヶ森など周辺の山しか見えない。すぐ近くにある金峰山の山頂付近にも雲がかかり、雲の動いた一瞬、五丈岩が見えただけだった。 | ||||||
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山頂付近には咲き残りのシャクナゲがあった。下りは、不動沢ルートをとった。登ってくる人もいるが、富士見平小屋側と比べるとはるかに少ない。不動滝の下流の岩壁では、クライマーが上方の木の間越しに見えた。林道終点には車が十数台も駐車していた。クライミングの人が多いのかもしれない。 | ||||||
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帰りは瑞牆山荘経由で増富温泉へ。たまには公共の湯ではなく老舗旅館の温泉もいいかなと思って津金楼に寄ろうとしたら、日帰り入浴はやっていないとのこと。結局「増富の湯」へ。
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