敬慎院表参道から七面山と希望峰

5万分の1地形図 (1)
(1)登山口。
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(2)敬慎院表参道。
 各所に砂袋が敷かれ、休憩用のベンチも置かれて、歩きやすい。
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(3)このあたりから、道が凍っていた。
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(4)和光門。
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(5)敬慎院随身門。
 春分と秋分の日の朝には、ここからダイヤモンド富士が見える。
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(6)七面山の山頂までは踏み跡があった。
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(7)木立の間から八ヶ岳が見えた。
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(8)浅間山。距離116km。
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(9)七面山山頂、二等三角点。
 中央のマンホールのようなものは展望盤。しかし、展望は無い。
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(10)熊の爪痕?
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(11)希望峰からの富士。
 東側は樹林だが、富士山が見えるように切り開かれている。

 表参道から七面山を往復してきました。七面山の山頂は木立に囲まれて展望が得られないので、南アルプスの展望が良いという希望峰まで足をのばしました。

【日 程】2009年3月15日(日)
【山 名】七面山(1982.4m)、
     希望峰(1980m)
【天 候】快晴
【同行者】なし
【地形図】右の地図は国土地理院発行の5万分の1地形図「身延」の一部を使用したものです。地図中の赤い線は歩いたルートを示しています。地図中の四角いアイコンをクリックすると、そこでの写真が拡大表示されます(※画像の拡大表示には、highslide.comのjavascriptであるHighslide JSを使用しています。)。ピンクの扇型は下に掲載したパノラマ写真の位置を示しています。
【タイム】羽衣駐車場7:15 → 7:30神力坊 → 8:00肝心坊8:05 → 8:30中適坊 → 9:10晴雲坊 → 10:05敬慎院10:25 → 11:10七面山11:15 → 11:50希望峰12:25 → 12:45七面山 → 13:25敬慎院13:40 → 13:55晴雲坊14:00 → 14:25中適坊 → 14:35肝心坊 → 14:50神力坊 → 14:55白糸の滝15:05 → 15:10駐車場(実歩行時間6時間10分)

 登山道は敬慎院の参道になっているため、よく整備されており歩きやすい(2)。途中、何ヶ所かで北方に北岳が見える。標高1250m付近では北〜北東が開けて白根三山や鳳凰山、甲府盆地方面のパノラマが眺められる(下のパノラマ写真)。晴雲坊を過ぎた標高1500m付近から積雪があり、凍っている(3)。アイゼンが必要。随身門前の御来迎場では、富士山を中心に東側のパノラマが広がる。
 七面山山頂からは、計算上では八ヶ岳や浅間山が見え、最遠望は白砂山156kmのはずだが、実際は樹林に囲まれて展望は得られず(9)、木の間越しに北岳や悪沢岳が確認できる程度。しかし、山頂よりやや下の標高1930m付近で、木々の隙間から八ヶ岳(7)と浅間山(8)を確かめることができた。
 七面山山頂から南へ向かっては、この日は雪の上に踏み跡は見られなかった。山頂から40分ほどにある希望峰は西側が開けて南アルプスの大展望が広がる。東側は樹林になっているが、富士山の方向だけは切り開かれている(11)。


Walstone
(2009/03/20記)