中央線塩山駅の北東にある高芝山（1,540m）に行ってきました。聞いたことのない山名かもしれませんが、中央線の塩山〜山梨市付近から北東を眺めるとピラミダルな山容のよく目立つ山です。竹森のザゼンソウ公園から小倉山〜上条峠〜高芝山とたどり、南尾根を裂石に下りました。
※右の地図は国土地理院発行の20万分の1地勢図「甲府」の一部を使用したものです。地図をクリックすると、新しい窓に5万分の1地形図を表示します。
【日 程】2007年3月3日（土）
【山 名】小倉山（954.8ｍ）、高芝山（1540ｍ）
【天 候】曇り時々晴れ
【同行者】なし
【地形図】1:50,000「丹波」
【資 料】「とっておきの山歩き 高芝山」（『岳人』2006年10月号184ページ）
【タイム】玉宮ザゼンソウ公園7:30 → 8:10小倉山8:20 → 9:10上条峠9:15 → 11:00高芝山 → 12:55五郎田橋 → 13:15大菩薩の湯（実歩行時間５時間１０分）
塩山駅から竹森のザゼンソウ公園駐車場までタクシー（1,860円）。朝早いせいか中年夫婦が一組いただけ。ザゼンソウの咲く公園の木道を通って小倉山へ。小倉山山頂には展望台があり、甲府盆地方面のパノラマが広がる。南アルプスも眺められるはずだが、霞んでいて北岳がかろうじてわかっただけ。小倉山から上条峠まではザゼンソウ公園からのハイキングコースになっており、上条峠には駐車場とあずま屋、大きな案内板がある。上条峠からしばらく進むと防火帯の尾根道となる。高芝山は塩山方面から眺めると尖って見えるだけあって、山頂付近は急な登りとなる。山頂には山名表示の標識もなく、歩く人もあまりないようで、実際、一人も出会わなかった。山頂は木が茂って、木の間越しに富士山と北岳方面が見える程度。ふだんの年なら雪があるはずなのに、今年はほとんど見当たらず、山頂付近にとけ残りがわずかにあるだけ。反対側への下りも急。尾根がなくなってしまったように見えるが、急な斜面を下ると笹原の踏み跡が北東の1518mピークに向かっている。このあたりがルートがややわかりにくい。南尾根に入るとブナ林の中のなだらかな道となる。新緑や紅葉の時に歩きたいような静かな良いところ。鉄塔から巡視路を五郎田に下り、裂石のバス停を過ぎて、「大菩薩の湯」まで歩く。
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＜小倉山山頂からのパノラマ＞ |
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| ＜ザゼンソウ＞ | ＜防火帯の尾根道＞ |
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| ＜高芝山山頂から北岳＞ | ＜ブナ林＞ |
Walstone
(2007/03/04記)